yahooニュース 個人 ランキング

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yahooニュース 個人 ランキング

news.yahoo.co.jpタイトルにもしている、「どの口でそれ言う?」と誰しもがツッコミを入れたくなる話題から、国連人権理事会恣意的拘束作業部会が日本の入管制度を「国際人権規約に反する」と批判した話につなげている。さらに、こうした入管の制度上の問題がウィシュマさんの命を奪ったことにも発展させ、制度改革を促す結論へと導くというかたちだ。ウィシュマさんはじめ入管に「殺された」と言ってもいい被収容者の人々の犠牲を無駄にしないためにも、この問題に元々関心のある読者以外にも伝わるように書き手としては工夫すべきなのである。

私個人としても、Yahoo!JAPANが手がけたヤフーニュース個人の成長のなかで好き放題やらせていただいた件については深く感謝していますし、きちんと事情を説明できないままの私に対して、多くの関係者が気にかけてくださったことはありがたく思っています。別に本業もありながらも、いまなお複数の媒体からお声がけをいただいて毎日のように記事を執筆し発表できていることは、間違いなく、ヤフーニュース個人によっても鍛えられ、拙くとも自分なりの見識をまとめるための場をくださったからだと存じます。

さらに、クオリティコントロールをするという名目で編集権を行使していながら、実際にヤフーニュース個人で流れている記事には、ニュースとは程遠いようなオピニオン記事や雑多な記事が並んでいます。社会学者や経営者などの特に根拠のない意見がニュースとして流れていたり、相応に価値はあるけど事業関係者の伴侶や親族が書くフェミニズム記事がストレートニュースと並んで流通していて、明らかに統制が取れていないのです。

しかしながら、その際に私のニュース個人担当者氏とのやり取りの中で、取り決めとして「私のヤフーニュース個人での掲載記事は削除しない/掲載を続ける」という合意をしていました。それであれば、いま複数のウェブ連載を抱え、証券会社やヘッジファンドなど法人向けにレポートを書いている私からすれば、ヤフーニュース個人という寄稿・執筆先がひとつ減るだけのことですので、何かムカつくし納得できないけど仕方ないかと了承をしたのです(何故納得できなかったかは後述します)。

現在裁判中ですが、本件裁判の証人尋問で、当時野田文信さんが所属していたとされる会津小鉄系三次団体「昌山組」の組長、昌山実さん本人が東京地方裁判所の証言台に立ち、木村文信さんが当時昌山組に三人しかいなかった韓国系暴力団組員であったという証言を行った最中に、これらの関係を報じた私のヤフーニュース個人の記事がYahoo!JAPANにより勝手に削除されてしまうという大変な問題に発展しました。記事を削除して欲しいと訴えられて、事実と信じているので削除はしませんと、東京地方裁判所で戦っている最中に、その訴えの根幹(利益)である記事を削除されてしまったのですから、これはYahoo!JAPANは事実上、何らかの理由で野田聖子さんのスキャンダル記事をどうにかしてヤフーニュースから排除したかったのではないかという憶測が関係先やマスコミから出るのは当然です。

一方で、先日、私のヤフーニュース個人での活動結果である1,000本を超える記事が、すべて削除になりました。私の記事を参照しようとしていた新聞記者の方がいち早く気づき連絡してこられ、また、ネットニュースの配信問題に詳しい他のプラットフォーム事業者の方々からも「何があったんですか」というご質問も電話やメールなどで頂戴しました。実は皆さんから大変な関心を払ってもらえていたのだというのが改めて分かり、潰れた老舗天ぷら屋のように「潰れてから嘆かれても困る」という感想も抱きますが、ともかく削除されました。

もうひとつは、ヤフーニュース個人で掲載した記事において、その内容を巡り複数の裁判を抱えているため、争いの利益の観点から記事を掲載し続ける必要がありました。今回、ヤフーニュース個人が事前の通知のみで勝手に記事を削除した件については、私からすると「記事削除を求める裁判」で応訴しているという「訴えの利益」がなくなってしまうので、非常に困惑しています。

それもこれも、Yahoo!JAPANだけでなく、その親会社であるZホールディングス社、ソフトバンク社、ソフトバンクグループ社の、利益優先の体質が、必ずしもいままでのYahoo!JAPANの事業を根幹から支えてきたニュース配信事業を重視しなくなったからに尽きます。ヤフーニュース個人に限らず、ニュース配信事業はコストの塊で、ユーザーの知る権利とか報道原則によるコンプライアンスという観点とは別に、儲からないうえに成長するような事業でもないので、明らかに雑に扱われるようになったことで、今回のような言論封殺のような記事削除すらもたいした検討すらした経緯もないまま気兼ねなく実施できてしまっているのでしょう。

すでにいろんな人が私について言及してくださっていますが、私のヤフーニュース個人上での記事は昨年2月をもって一切の新規記事の掲載を止めています。その時点で、すでにYahoo!JAPAN側から配信契約の解除を申し渡されており、私もすでにYahoo!JAPANとの信頼関係は失われたと考え、強く抗弁することなく追加記事を上げないことで諒解しました。

その点では、たいしたクオリティではなかったかもしれないけど、記事発表の場として10年ほどヤフーニュース個人に記事を出させていただいた私は、yahoo!JAPANに対して深く感謝の念を抱いています。後から思えば遊び過ぎだと思うようなロッテ初芝清記事や、文末の〆にとてもニュースとは無関係のmixi社DISりを混ぜ込んで遊んでいたことを考えると、よくもまあ関係が続けられたなあと思わずにはいられません。

私のヤフーニュース個人の記事が掲載される前提で配信契約解除を了承した理由はふたつあります。

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